風呂場の水栓を交換した
11月、就職を期に東京都へと引っ越した。
収入が最低賃金を大幅に下回る業界ということもあって、67000円の賃貸をsyoyaくんとシェアハウスすることにした。
防音性については妥協したが、部屋に足りない昨日は物を揃えることで解決していった。
しかし、一ヶ月間生活してどうにも我慢ならなかった部分がある。
そう、風呂の蛇口だ。
賃貸の蛇口はバランス釜は避けたものの、前回までの住居からは大幅に質が下がっていた。
理由は後述するが、こういったものは早い段階で解決するのが望ましいと判断し、2ハンドル 混合栓をサーモスタット混合栓に交換することにした。
まず、今使っている2ハンドル混合水栓についてだが、かなり劣化していたこともあって以下の問題を抱えていた
- 温度の調整に時間がかかる
- ボイラーが劣化しており、温度が頻繁に変わる
- 温度調節の難しさにより肌荒れが加速度的に悪化した
- 逆流弁がついておらず、シャワーヘッドの交換に制限がかかる
- 開け絞めが少なくなるので、ガス代がかさむ
- 壁の中の配管が劣化しており、ゆっくり開けしめした時のウォーターハンマー音が酷い
特に酷かったのが最後の二つで、前者はガス代が二人で1万円超えで、手取り抜きで月給10万の自分としては死活問題だった。後者に至っては、蛇口を少し捻った状態で放置すると中のコマとの共振で壁の配管が大暴れし、壁と床が揺れるのだ。水道管については領域外なので分からないが、捻った瞬間だけ響く普通のウォーターハンマーとは明らかに質が違った問題だった。
壁を引っ剥がすことは不可能なので、自動水栓に変えることで少しでも改善されれば、との希望的観測のなか、交換を決断した。
SANEI製サーモシャワー。Amazonで1万円程。
これで全て解決するのなら安い買い物だと個人的には思う。
水栓を取り外して分かったことがあった。
お湯側の水道管の固定が外れて、壁の中で宙ぶらりんになっていたのだ。このプラプラの水道管が、蛇口を捻った時に壁の中で暴れまわっていたらしい。マジかよ…
流石に壁を剥がすわけにはいかないのでこの問題は放置することになった。補足だが不動産屋には壁は剥がせないので厳しいと言われ、大家さんにも伝えてあるがガン無視なので恐らくそういうものとして割り切るしか無い。
できた。
思いの外苦戦すると思ったが意外といけた。ちょっと斜めになっちゃったけどいいや。資格持ちの父が背中を押してくれたということもあり、安心感があったことは間違いなくある。
無事水漏れも無かったが、何れ劣化して漏れることも視野に入れて一ヶ月はメーターを確認しようと思う。
いざ変えてみての所感は、本当に交換してよかったと思う。
結果として、風呂に入るときのストレスが殆ど改善されたのがよかった。温度管理で悪戦苦闘することもないし、頻繁にオンオフするようになったので明らかに湯の使用量が減ったのでガス代も楽しみだ。壁の振動についてだが、交換したことで壁の振動は一切なくなった。やはり蛇口の劣化も一因だったらしい。
ということで1万円で抱えていた問題が全て解決した。最高!
明日には節水シャワーヘッドが届く。楽しみだ。
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